伊勢へ七度熊野へ三度

紀州くちくまの熱中小学校事務局がある『KUMANO BASE』のそばに、「熊野道」と書かれた石碑があります。

実は、紀州くちくまの熱中小学校がある和歌山県上富田町は、世界遺産熊野古道が二手に分かれる分岐点になっています。

山側を通る熊野古道を「中辺路(なかへじ)」、海岸沿いを通る熊野古道を「大辺路(おおへじ)」と呼び、この和歌山県上富田町がその分岐点になっています。

いにしえの昔より「蟻の熊野詣」と呼ばれたほど、多くの人がこの道を通り、熊野やまたお伊勢さんを目指したそうです。「伊勢へ七度熊野へ三度」と言うほど、熊野への信仰は厚かったと言われています。

現在は、道路事情が良くなり、世界遺産となっている熊野本宮大社へも、和歌山県上富田町から車で約1時間で行けますが、その昔は数日をかけて山道を通り、川を渡り、命がけまた大変な思いをして熊野を目指したことを考えると、本当に恵まれた時代だと感じざるを得ません。

ぜひ、紀州くちくまの熱中小学校へお越しの際は、この熊野古道を歩き、熊野本宮大社熊野那智大社熊野速玉大社へご参拝下さいね。

熊野本宮大社の例大祭はこのような雰囲気です。桜がとてもキレイな時期ですよ。
背中に八咫烏(やたがらす)を背負った、氏子青年会のメンバーが神輿を背負って町内を練り歩きます。

また、お父さんが自分の子どもを背負って熊野古道大日越えを歩く神事は、和歌山県無形文化財にも指定されています。この神事は4月13日に催行されます。

ちなみに、今年は世界遺産 熊野本宮大社創建2050年にあたり節目の年として多くの記念行事が行われる予定です。その中でも、4月15日に催行されるの例大祭は盛り上がること間違いありません。

なぜなら、…。

まだ、言えない(笑)。

今年は例大祭が開催される4月15日は日曜日です。
ぜひ、紀州くちくまの熱中小学校がある和歌山県上富田町へ遊びに来て、熊野へお参りして下さいね。お待ちしています。