【紀州くちくまの熱中小学校 第6回目の先生紹介1時間目】若杉 浩一先生

3月9日(土)、第2期紀州くちくまの熱中小学校の第6回1時間目の先生をご紹介します。

若杉 浩一 先生
(株式会社内田洋行デザイナー)
教科:道徳

タイトルは、

まだ、内緒(笑)!!

若杉先生のプロフィールをご紹介します。
株式会社内田洋行デザイナー
1984年九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒。同年株式会社内田洋行入社、デザイン、製品企画、知的生産性研究所、テクニカルデザインセンターで製品開発と研究開発を行い、現在、内田洋行のデザイン会社であるパワープレイスにて、ITとデザインのメンバーを集めリレーションデザインセンター設立し、新しい価値づくりと事業化を志す。2002年から、スチール家具メーカなのに何故か、日本全国スギダラケ倶楽部を南雲勝志氏と設立、地域と企業と個人のあらたな関係づくりを行い、まちづくりから、製品開発までの支援を行う全国に1800名のボランティア会員がいる。


若杉さんがデザイナーとして関わっているプロジェクト 。
『鹿沼のすごい木工プロジェクト』のホームページに記載されている若杉さんのコメントに感動しました。
以下、ホームページより引用。


鹿沼との出会いは、ある人からの依頼で、鹿沼の木工のメンバーにスギの活用について話して欲しいという出来事から始まっている。
僕の話は別として、その時、地元の暑苦しい、駄洒落王と意気投合した。
その未来を見る眼差しに惹かれた。
やがて何回か、地元の木工産業を見て行くうちに、この地の持てる能力、可能性に魅せられたのだった。

さて、後は、何をやるかだ。

「よし、ぶっつけ祭りで商品を自ら売ろう!!」
「このまちで、このまちの人々に売るコトから、原点から始めよう!」
「今までにないやり方で、新しいモノづくりを始めよう!!」

僕は、地元のメンバーに、仲間のデザイナーに相談した。
そして、報酬なし、交通費なしの、全て持ち出しの過酷なプロジェクトが動き出した。
それから、3年もやり続けている。様々な出来事や、挫折がありながらも、今も皆が未来を見つめ、走っている。
お金があっても、素晴らしい、メンバーがいても、地域の、行政の補助事業は、なかなか成功しないコトが多い。それは、続けて行く力、成功させるための様々な繋がりや連携がないからだ。
何もない所から、夢をカタチにしていく為に必要なこと。
それは、供に夢を共有し、汗をかき、遠い未来に向かって供に歩む「信頼というつながり」つまり、続けて行く原動力だ。
未来を信じる人達、未来を形にする力、未来に身を捧げる勇気、未来に向かう信頼という絆。
鹿沼のすごい木工は、ここから始まっている。
ここから始まる、モノづくりや製品群は、ジャンルを超え、垣根を越え、価値を未来へ繋げようとする物語の抽出物である。
この、波乱に満ちた、物語を見守って頂ければ幸いである。


若杉さんのご指摘はまさにその通りで、逆に「信頼というつながり」「続けて行く原動力」を醸成させるためには何が必要なのか?。
我々は、他人事ではなく、当事者としてこの地に住んでいる。
この地域や、紀州くちくまの熱中小学校で出会った「縁」を、活かすも殺すも、自分たちの「行動」だけだろう。

続きは3月9日(土)の授業で!

【第2期 聴講生を募集中】
紀州くちくまの熱中小学校の雰囲気を感じたい。
どんな授業をしているのか知りたい。
ぜひ、お気軽に遊びにきてください。
料金は、一日(二つの授業)で、3000円です。料金は当日、受付でお支払いください。お席の確保の都合、必ず事前申込みをお願いします。
聴講生のお申し込みはこちらから。
事務局から折り返しメールをお送りします。
info(a)necchu-kuchikumano.comからの
メールを受信できるようにして下さい。

【第3期(2019年度前期)  受講生募集中】
詳しくはボタンをタップ!!