【大津山 堅介(おおつやま けんすけ)先生 東京大学先端科学技術研究センター】 東京大学先端科学技術研究センター 特任講師:減災まちづくり 分野 人新世にある現代において、かつて居住可能だった土地から離れざるをえない人々も生じるなど自然と人間の距離の再定義が求められています。 被災後の移住定住選択では、自らの選択によって移住が可能な属性(Mobility)、自らの選択による定住選択を行う属性(Immobility)、移住したくても動けない属性(Trapped Populations)、留まりたくとも移住を強いられる属性(Forced Displacement)が見られ、これら属性毎の居住地移転選択を紐解き、気候変動適応策を加味した土地利用、防災、復興の計画論の構築を目指した研究をされていらっしゃいます。 受賞 2024年3月 第28回学会大会優秀発表賞(日本災害情報学会 ) 2024 年能登半島地震時に発生した石川県輪島市河井町 における市街地火災と津波との関係性