紀州くちくまの熱中小学校は『SDGs』に取り組みます
紀州くちくまの熱中小学校は、持続可能な開発目標(以下、SDGs)を意識し、今後の実施していく様々な活動においては積極的に取り組みます。
持続可能な開発目標(SDGs)とは
外務省のホームページでは、以下のように定義されています。
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.htmlより引用
紀州くちくまの熱中小学校とSDGsとの出会い
紀州くちくまの熱中小学校とSDGsとの出会いは、平成30年7月14日に紀州くちくまの熱中小学校第1期第3回目の授業でした。
その時に先生として授業を行っていただいたが、水野 雅弘 先生(株式会社TREE 代表取締役)です。
SDGsという言葉すら知らなかった私たちに、その必要性、この地域で実践することの意義を熱く語り、行動することを促して下さった事がその始まりです。
水野先生プロフィール:https://www.necchu-kuchikumano.com/schedule-201804/
参考URL:https://sdgs.tv/
紀州くちくまの熱中小学校がなぜSDGsに取り組むのか?
紀州くちくまの熱中小学校は「持続可能な地域づくり」を目指し取り組んでいます。
人口減少、高齢化など社会的な要因はどの地方でも共通の課題です。ただ、本当の課題はそれぞれの地域によって異なるはずです。
私たちは、この地域の根本的な課題を共有し、この地で「持続可能な地域づくり」を行うことをミッションとして取り組んでいます。
つまり、私たちの活動そのものがSDGsとリンクしていると考えています。
これにより、紀州くちくまの熱中小学校で学ぶ生徒の皆さんが、日常の生活や仕事など、自らのライフサイクルに、自然とSDGsが取り込まれていき、この地域が「自らの行動」により「持続可能な地域の当事者」として活躍することを望んでいます。
私たちは、そのプラットフォームとしての役割を果たしていきます。
紀州くちくまの熱中小学校とSDGs
SDGsには、17のゴール・169のターゲットがあります。
例えば、紀州くちくまの熱中小学校は、15歳以上の方ならどなたでも入学できます。さらに学生は無料で受講できます。この活動は、目標4:「質の高い教育をみんなに」に該当します。
また、授業の内容によっては、最新技術の講義があります。それを学び、日々の仕事に結びつけて行くこと。この活動は、9:「産業と技術革新の基盤をつくろう」に該当します。
また、授業以外に、過去行ってきた活動や、現在行っている活動については、「気がつけばSDGsに該当するよね」「これってSDGsのゴールに合致しているんじゃない?」など、過去の活動を見える化する「評価軸」としてもSDGsを利用してまいります。
具体的には、紀州くちくまの熱中小学校のホームページに掲載されている様々な活動などの記事について、SDGsの内容に合致するものがあれば、記事のトップにSDGsのアイコンを掲載します。
私たちの活動はSDGsのためだけではありません
紀州くちくまの熱中小学校は、SDGsのためだけに活動はしません。
あえて宣言をするのは、地域に根ざした活動であるが故に、私たちの日々の生活が「主」であり、SDGsは評価軸として「従」である事を忘れてはなりません。
さらに加えると、常に私たちは、ゴールに向かってレビューと改善、実践を続けていきます。
生活や仕事など日々活動を行う中で、この地域に自然とSDGsの意識が取り込まれ、結果的に「持続可能な地域になっていた」。
それが私たちの理想の形であり、目指すところです。