とてもステキな学び舎です。

紀州くちくまの熱中小学校の校舎がある和歌山県上富田町生馬大宮地区。

先日、教頭先生、用務員さんと一緒に校舎の見学に行ってきました。
5月19日の開校式・入学式を控え、万全の準備をしておこうと、教頭先生からの提案でまずは現場をしっかり見て、アイデアや用意するもの、注意点などを確認してきました。

校舎は、現在は廃校になった旧上富田町立生馬小学校芦山分校を利用し授業を行います。この学校は、明治34年に生馬小学校芦山分校として創立。昭和47年に本校(生馬小学校)に吸収されて閉校になりました。
5月には、45年の時を超えて、再び校舎に生徒の声がこだますることを想像するととてもワクワクしてきます。

『紀州くちくまの熱中小学校』の校舎の場所はこちら(https://goo.gl/maps/w9tui1Vyw2y)。

少し、校舎の写真を撮ってきたのでご紹介しますね。

玄関を入ると、廊下があります。土間の廊下です。横には「げた箱」がありますね。この雰囲気が私はとても大好きです。あぁ、小学校だなぁと感じますね。

教室の扉の上には「第一教室」。分校だったので「複式学級」だったんでしょうね。複数の学年が一緒になって勉強をするなんて、今では想像することが難しいですよね。

教室へ入ると、目の前に黒板が飛び込んできました。
黒板の「がつ にち ようび」の文字に、懐かしくて思わず涙が出そうでした。
45年前までこの黒板を使ってたくさんの子ども達が学んでいたんだなぁと思うと、本当に紀州くちくまの熱中小学校ができて、再びこの場所で学べる喜びを噛みしめることができました。

教室内は、畳敷きになっています。
これは、この学校が地域の防災、災害拠点として使うことを想定しています。
実際、数年前の大水害の時にこの集落は孤立をして、非常に不便な思いをした経験があります。
その教訓も踏まえ、災害時の避難場所として活用できるようにしています。シャワー施設、衛星電話も完備しています。

授業は、畳の上ですがイスを置いて行います。

最後に、校舎の外ですが、今の時期は桜がとてもキレイでした。
来年の今頃は2期目の授業が終わる頃。桜を見ながら修了式ができるのではないかと思っています。

いよいよ5月19日にはこの場所で『紀州くちくまの熱中小学校」が開校します。

皆さまとお会い出来る事を楽しみにしています。

お知らせですが、会場を確認した結果、予定していた席数より少し増加させても大丈夫との判断から定員を増やしました。

いったん申込みを締め切りましたが、追加募集させて頂きます
キャンセル待ちの方もいらっしゃいましたので、お申込はお早めにお願いいたします。

お申込はこちらから。
第1期スケジュールはこちらから。

最終の申込期限は平成30年4月30日です。

ちなみに、紀州くちくまの熱中小学校の校舎の隣にあるおそば屋さん「おおみや」さん。
ここの「鴨南蛮そば」は絶品ですよ。ぜひ、召し上がってください。