平成30年8月11日(土)【1時間目】
平成30年8月11日(土)、紀州くちくまの熱中小学校は、第4回の授業を行いました。
1時間目。
教科は道徳
「一人からの挑戦、想いを伝えるコミュニケーション」
として、福田 幸志郎 先生(株式会社福幸塾代表取締役、勉強を教えない塾じゅくちょう)に授業をおこなって頂きました。
【頭脳のケア】
三重県熊野市神川町ご出身の福田先生は、「運動で身体を使ったあとは、ストレッチやマッサージで筋肉をケアするのだから、頭を使った後も頭脳のケアが大切」とのお考えのもと、勉強を教えない塾「福幸(ふこう)塾」を大阪府高槻市内で運営されています。
福田先生は小学校時代、学年を一人で過ごした学習経験を通じて、勉強計画の
立て方、やる気の維持の仕方など、立ち止まって考えを整理する環境を整えることが「自分から勉強できる子」を育てることにつながると考え、「自分一人からでも人生を切り拓ける教育づくり」を実践しています。そのノウハウは「これからの人生どうしたいのか?」と悩む大人に向けたワークショップに応用されています。
【人に伝わる自分の物語づくり】
キーワードは「物語」と「視点」。人は古来より「物語」を通じて生活の知恵や
教訓を得てきたこと、また、日本のように均一な環境にいることで見過ごされがちな「他者から見た視点」を使うことで、人に「伝わる」自分自身の物語が作れることを、授業では実際に自分の自己紹介を隣席の人と共同で作ることを通じて体験しました。授業の最後に、作成した自己紹介文を発表することで「書き出すこと聞くことを増やせば、自分の想いが伝わり、形になっていくこと」をクラス全員で確認しました。