私の紀州くちくまの熱中小学校の使い方〜沖田 茂利さん編〜

事務局の佐多さんから、このようなお題をいただいて「使い方・・・?」

「僕の目線、考えでいいのですか?」という、やり取りでお受けすることになりました。

一年前に熱中小学校が開校したとき、初めて知り合う生徒さん同士の間でよく出てきた質問が、「熱中小学校どこで知ったの?」「どうして入学しようと思ったの?」という会話です。

私自身が積極的にこのような社会人塾を探していた訳ではなく、友だちがフェイスブックで「いいね」を押していて、広告のように上がってきて、新しい人と知り合いたいなあ、というのがきっかけで入学しました。
毎回来てくださっている先生方には大変申し訳ないですが、僕の中で先生方のお話は2番手で、仲間作りが1番手みたいな感じです。

そして回を重ねるたびに友だちが増え、生徒みなさんが色々な想いで熱中に来ていることも分かってきました。

そんな中、フェイスブックの学級会で、生徒さんからの質問で、「熱中小学校はどのような趣旨で、どこに向かっているのですか」という内容のトークが少し展開されたことがありました。
私も入学当初は同じことを思い、事務局佐多さんに聞いたことがあります。

「何でもあり、特に決まっていません」という感じの答えを聞いていて、「そうかあ・・・逆に自分たちで作っていくのかなあ」と感じました。

正直、ガツガツしていなくて、1期の半年で何か成果を出さなくても良いので、僕には調度良かったと思いました。

話は戻りますが、そのトークが展開された時、みなさん当然のことながら、想いが違う、温度差があるということを感じました。

でも、それって答えがなくて、それぞれ考えや温度差があるのは当たり前のことだと思い、トークに少し参加させてもらいました。

性格上、難しい言葉や説得させるほど、文章に長けていないので、「居酒屋さんに来る人」を例えに想いを書いてみたところ、「分かりやすくて良かった」と言う意見をいただき、そういう考えや想いの違う人でも、授業以外でお話しできる場として、倶楽部をつくりました。

沖田さんが部長を務める”居酒屋くちくまの”主催の熱中小学校 忘年会の様子

飲み会を段取りし、たまに「あれ?こんなので良いのかな?」と考えるときがありますが、「良いのですよ!」って思っています。

講師先生のお話聞きたい人、先生のお話聞いて自分の職場に生かしたい人、友達作りたい人、事業立ち上げたい人・・・

「みんな目的が違うのです。」

一年経って、今僕が思う熱中小学校は、

「もういちど7歳の目で世界を」
好奇心をもって!枠にとらわれず自由に。
「ワクワクしてる?」
新しい友だちを作って、学校に行くのが楽しい!

そんな想いで私は熱中小学校に通っています。

Photos by Nobuhiro Kaji