地域の方々と共に

5月19日に開校する「紀州くちくまの熱中小学校」。
現在、事務局は開校式の準備に「てんてこ舞い」の状態でございます。

「やること」リストを作り、一つ一つ確実にこなしています。
でも、新たな「やること」が増えて、イタチごっこです。

そんな中、ある日の夜、事務局があるKUMANO BASeの近所にお住まいのおばあちゃんがフラッと入って来られました。
普段からお声をかけて下さるおばあちゃん。
「お母さん」と呼ぶと返事をしてくれず、「おばあちゃん!!」と言ったらニコッと笑ってくれるんです。

おばあちゃんは、「遅くまで明かりが付いていて、うれしいよ~」とおっしゃってくれます。

昔は、KUMANO BASe周辺はJR朝来駅前に位置しているので、賑やかだったそうです。時代の流れとともに閉店するお店が増えていき、賑わいが失われていったそうです。

ふらっと、お立ち寄りになり、入学式のお花を作る作業をお手伝いしてくれました。
「私、娘の時にな、こんな事させたらうまかってん」
「あんたらが夜まで明かりを付けてくれているから、寂しくなくって、うれしいわ」
などと世間話をしながら、作って下さいました。

こちらからお願いをした訳ではなく、自ら畳に座ってお花作りして下さいました。

これから先、僕達が目指すモノは、「場作り」なんだと考えています。
いきなり、「コミュニティーを作るんだ!!」ってやるより、その時その時で、集まりたい人が集まりたいタイミングで集う。
その「場所」を作るのが、今回開校する「紀州くちくまの熱中小学校」の大きなミッションだと考えています。

ワクワクしてる?

もちろん!!。